知っているようで知らないデジタルマーケティング、定義や手法について解説しました

  1. デジタルマーケティング

最近よく「デジタルマーケティング」と耳にしますが、具体的にはどのような意味があるのでしょうか。

デジタルマーケティングとは、EメールやSNS、ウェブサイトやアプリなどを活用して商品やブランドのマーケティングを行うことを指します。現代ではスマホが1人1台の時代になったことで、企業はより個人に向けたマーケティングをしやすい環境になりました。

以下ではデジタルマーケティングの定義や手法について解説していきます。

マーケティングの分類

まず、最初に説明したいのがマーケティングの分類です。
マーケティングはアウトバウンドマーケティング・インバウンドマーケティングの2種類に分類できます。

アウトバウンドマーケティングは企業が顧客に対し積極的に行うマーケティングを指し、インバウンドマーケティングは顧客に企業の商品やブランドを見つけてもらうマーケティングを指します。

アウトバウンドマーケティングの例はテレアポや新聞・雑誌等の広告、TV・ラジオでの広告やメールマガジンなどが挙げられます。インバウンドマーケティングはSEO対策、SNS、企業・個人のブログコンテンツなどがあります。

アウトバウンドマーケティングは企業や個人が不特定多数の人に行う広告で、広告がどれくらいの人に届いてそのうちどれくらいの割合で成約につながったのかという効果が測定しづらい面があります。しかしターゲットによってはこのアウトバウンドマーケティングの方がインバウンドマーケティングより効果が高い場合もあります。

一方でインバウンドマーケティングでは企業や個人が宣伝したい商品やサービスについてのコンテンツを充実させることで良さを理解してもらいます。インバウンドマーケティングは主にインターネット上で検索してもらい、コンテンツを発見してもらうことから始まります。アウトバウンドマーケティングと違い、シェア数やいいねの数で広告の効果が見えやすいという違いがあります。

デジタルマーケティングの定義

デジタルマーケティングは上記でも少し触れましたが、企業または個人がPC・スマホ・タブレットといった電子端末を介することでターゲットとする消費者に商品やサービスの宣伝を行うことを指します。

デジタルマーケティングの定義については様々な説明がされています。説明の例を挙げると次のように記載されていることがほとんどです。

  • PC・スマホ・タブレットなどの電子媒体を通して複数のチャネルで商品やブランドの宣伝をする
  • 複数のデジタルチャネルで広告・宣伝をすることで企業と顧客との関係を密接にする
  • 顧客の情報や行動をデータとして蓄積し、より良いマーケティング戦略として活用する

複数の説明がされているため一体どれが正しいのか混乱してしまいますが、上記に挙げたデジタルマーケティングの説明はいずれも正しいといえます。デジタルマーケティングは広い文脈で用いられることが多いため、一言で説明するのが難しく、これがデジタルマーケティングの意味の理解を難しくしています。

ざっくりとまとめると、デジタルマーケティングの定義は次の3つに分類できます。

  1. 電子媒体を介して企業が消費者に宣伝・広告やメッセージを届ける
  2. 電子媒体を介して企業と顧客との関係を密接にする
  3. 顧客の情報と行動をデータとして蓄積しマーケティングに活用する

デジタルマーケティングの手法

デジタルマーケティングには代表的な広告手法があります。大きく分けると次のように分類できます。

Eメール

以前商品やサービスを購入・利用した顧客が登録したEメールにメールマガジンや広告メールを送り、リンクからWebサイトに誘導することで商品やサービスの販売促進につなげます。

SNS

Facebook, Twitter, InstagramなどのSNSを活用してブランド・商品やサービスについて宣伝します。これらのSNSではシェアによって多くの人に情報を拡散することができます。

Webマーケティング

主に企業または個人のウェブサイトに誘導するためのマーケティングです(詳しくは後述)。

インターネット広告

リスティング広告やディスプレイ広告、PPC広告、動画広告、行動ターゲティング広告などを指します。

IoTの活用

IoTの活用はあまり馴染みがないですが、例えばデジタルサイネージの活用もデジタルマーケティングのひとつとして挙げられます。そのほかにもスマートスピーカーやスマート家電もこれに含まれます。

アプリの活用

スマホアプリもデジタルマーケティング手法の一つです。
企業では様々な機能を持つアプリを提供し、デジタルマーケティングを元にユーザーエクスペリエンスの向上に努めています。
GPS情報を元に、ユーザーの利便性を高めたり、会員の購買履歴を元にしたレコメンドなど、より1to1でのマーケティングを行うことが可能です。

デジタルマーケティングとWebマーケティングの違い

デジタルマーケティングとWebマーケティングという言葉は混同されがちですが、デジタルマーケティングとWebマーケティングの違いは何でしょうか。

デジタルマーケティングは上記に挙げたような広い範囲でのマーケティングを指します。

一方、Webマーケティングはデジタルマーケティングに内包されるものであり、特に企業や個人のウェブサイト、ECサイトやイベント等のウェブサイトへの流入を目的としています。

Webマーケティングは多くの人に企業のウェブサイトを見つけてもらうこともそうですが、訪問者に商品やサービスを購入してもらい、再度ウェブサイトに訪問してもらうための様々な施策を指します。

Webマーケティングの種類

Webマーケティングはまず企業のウェブサイトを見つけてもらう必要があります。そのための施策として次のものが挙げられます。

SEO対策

Search Engine Optimizationの略。検索エンジンでウェブサイトをページの上位に表示させるための対策。優良なコンテンツを充実させることでWebサイトへの流入を増やす方法です。

リスティング広告

検索エンジンでキーワード検索をしたときにページの最初に出てくる広告リンク。通常のウェブサイトとは異なりURLの先頭に「広告」の表示がされています。

各種インターネット広告

他のウェブサイト内に設置されているリンクをクリックすることでウェブサイトへ誘導する方法。バナーやテキストといったWeb広告を指します。

アフィリエイト広告

他のブログで商品やサービスの宣伝をしてもらい、ページ内にアフィリエイトリンクを設置することでウェブサイトへの流入を狙う広告方法です。

Eメールマーケティング

Eメールによるマーケティングは、過去に自社の商品やサービスを購入した顧客向けに新商品入荷情報やお知らせをメールマガジン等で配信することでウェブサイトへの再訪を促すことができます。

SNS広告

SNSに広告として商品とサービスの宣伝を設置する方法です。

まとめ

デジタルマーケティングの定義からその手法、またデジタルマーケティングとWebマーケティングの違いを解説してきましたが、最後に簡単にまとめたいと思います。

マーケティングはアウトバウンドとインバウンドに分けることができ、この2つには次のような違いがありました。

  • アウトバウンドマーケティング・・・テレビCMや新聞広告、テレアポなど、企業から積極的にアピールするマーケティング
  • インバウンドマーケティング・・・SEO対策やSNSなどによってインターネット上で検索行動をしているユーザに見つけてもらうマーケティング

またデジタルマーケティングの定義は次のように分類できると説明しました。

  • 電子媒体を介して企業が消費者に宣伝・広告やメッセージを届ける
  • 電子媒体を介して企業と顧客との関係を密接にする
  • 顧客の情報と行動をデータとして蓄積しマーケティングに活用する

デジタルマーケティングの手法としては、Eメール/SNS/Webマーケティング/インターネット広告/IoT/アプリがあります。

デジタルマーケティングと混同されがちなWebマーケティングは、主に企業や個人のブログへの流入と、商品・サービスの購入、またWebサイトに再訪してもらうための様々な施策を指しています。

デジタルマーケティングの定義やWebマーケティングについての違いなどについて理解できたでしょうか。以上、デジタルマーケティングについての解説でした。

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