TIG comeerece(ティグコマース):触れる動画でリテール業界の次世代デジタルマーケを実現 TIG comeerece(ティグコマース):触れる動画でリテール業界の次世代デジタルマーケを実現

遊休スペースや狭小スペースでも売場になる!MISE-demoの新しい売場提案

  1. ノウハウ

セルフ決済、セルフレジの拡大、無人コンビニなどの市場動向

小売業界では、近年「無人販売」や「セルフレジ」といった販売形態が様々なテクノロジーによって実現してきました。

シアトルで3店舗目がオープンしたレジレス店舗のAmazon GOや、顔認証とスマホ決済による無人コンビニ、スマートレジカートで決済とレコメンドを実現したトライアルなど、新しいアイデアによって次世代型小売店の形が続々と提案されています。
こういった店舗の目的は

  • 店舗スタッフの省人化
  • 業務効率化
  • 在庫の平準化
  • パーソナライズされた顧客情報取得によるデジタルマーケティングの強化

といった側面があります。

セルフレジや、精算だけを顧客が行うセミセルフレジの設置率はスーパーマーケットでは46.5%と、前年よりも4ポイントアップしています。

参考 http://www.super.or.jp/wp-content/uploads/2018/02/hakusho2018-05shiryo.pdf

主に、店舗スタッフの人手不足を解消する目的で導入している店舗が多いようです。

無人の店舗である自動販売機の発展版もサービスインしています。
「600」では、クレジットカードを端末に通すと冷蔵ケースの鍵が開き、RFID(電子タグ)で管理された商品を取り出し、アンテナがRFIDからの信号を受信、取り出した商品代金はクレジットカードから支払いが行われるというシステムを開発しました。
Amazon GOよりも簡易なシステムで、導入のしやすさと購入の簡便性から注目が集まっています。

参考 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30971150V20C18A5000000/

冷蔵ケースはコンビニにあるような大型のものではないため、省スペースで展開できること、オフィスやマンションなど有人販売が難しい場合でも設置が可能なことなどがメリットとして挙げられます。

いつでもどこでも売り場に。デジタルをつかって実現する

ここまで紹介した事例は、アイデアやテクノロジーは進化しているものの、「実店舗で並んだ商品を買う」行為としては従来の購買方法と変わりない、ともいえます。

2017年に発表されたVRコマースは、実店舗(オフライン)とECサイト(オンライン)の壁を壊し、「いつでも」「どこでも」好きなものを買える新しい小売の提案でした。
小売は今後、デジタルマーケティングの領域へと踏み出す必要があります。

参考:
https://ec-orange.jp/product/function6.html

VRコマースとは

高解像度のVR画像にコマース機能を連携させ、実店舗で買い物をしているような購買体験ができます。
ヘッドマウントディスプレイは不要で、ブラウザベースで導入が可能なため、PC、タブレット、スマホなどデバイスの制約もなく「いつでも、どこでも売場に」を実現したテクノロジーです。

さらに進んだ小売の形~株式会社タッグ 湯本氏開発インタビュー~

VRコマースを開発した株式会社タッグ(以下「タッグ」)の代表取締役 湯本健司氏は

「商業施設や店舗のデザイン設計を行うのがタッグの仕事。その根底は商品を買ってもらう 場所創りです。商品を買ってもらうのにリアルとバーチャルの垣根を無視し生まれたのが我々のVRコマースです。ユーザーが満足するのであればVRやCGでなくてもいい。紙や、ファックスでもいい。ユーザー目線でのアウトプットをどうするか考えたうえでツールの一つ、手段として選択するべき」

と語ります。

株式会社タッグ 代表取締役 湯本健司氏

― 現在でも様々なVRショップを開発されていますね。

湯本氏 現在大手百貨店の実証実験の販売ツールや、PCメーカーのバーチャルショップなどで様々な業種業態の企業様にご興味頂いております。また、VRの枠を超えたECと実店舗の融合をした次世代売場を開発しました。それがMISE-demoです。

― タッグが提案する「MISE-demo」とは、どんなものでしょうか?

湯本氏 MISE-demoは「世界最強の坪効率」というEC機能を搭載した新しい店舗の形として提案しているものです。
0.36平米、Pタイル(※)1枚分の小さなスペースで百貨店並みの売場面積を持つことができます。

購入フローとしては、

  1. 什器に設置されている商品サンプルを見る
  2. タッチパネルで商品バリエーションを見る
  3. 商品画像をタップしたら商品詳細が表示される
  4. QRコードを読み取り、自分のスマホから購入

という流れになります。

実店舗とECサイトの中間に立つMISE-demo

― 小さなスペースで多くの商品を販売するMISE-demo什器は、どういった場所に置かれるのでしょうか。

湯本氏 出店者はたとえば不特定多数の利用する駅施設や空港施設、商業施設などのデッドスペースを稼ぐスペースに変えることができるようになります。

現在は国内空港施設で実証実験を行っています。小さな食品や持ち帰りの簡単なものは店頭で販売し、冷蔵品や重量のあるお土産品など、持ち帰りが大変な商品でも省スペースで販売することが可能です。

冷蔵品を店頭で売る場合、温度管理ができる貯蔵ケースが必要になりますし、在庫管理も厳密に行わなくてはなりません。MISE-demoはECサイト形式の販売が可能なので、そうした設備は不要です。

― 実証実験の成果はいかがですか?

湯本氏 通常のECサイトのコンバージョン率は通常1~2%と言われていますが、MISE-demoでは14%のコンバージョン率を誇ります。
また、面白いことに空港に来た人が直接買うよりも、リピート率が高いのも特徴です。
そのためEC全体としての売上が伸びているという結果が出ています。

そこでMISE-demoをもっとストーリー立てようと考え、全国のお米をMISE-demoで紹介して販売する、というイベントを企画しています。
小さな1合パックをサンプルとして置いておき、1kg以上の大きな袋はMISE-demoで買ってもらう。またお米だけでなく土鍋や茶わん、しゃもじなどお米に関する周辺商材も買えるようにし、狭小スペースで全国のお米を取り扱う専門店を開業できるというものです。
お米だけでなく、お酒や地方特産品など、日本全国から様々なものを集めた物産展を駅や空港施設などでコンパクトに開催できると面白いと思いますね。

MISE-demo什器の特徴

― 様々なインターフェースが用意されているようですね。

湯本氏 MISE-demoのサイネージインターフェースとしては、以下のようなものを用意しています。
どれもシンプル機能で、安価に提供しています。

KIKONASHI

アパレル向け。タッチパネル上で上下に分かれたアイテムの組み合わせを変えることでいろいろなコーディネートを試すことができます。

YORIDORI

実店舗でもよく見られる、棚陳列に見立てた配置です。商品のスペースは横スクロール、縦スクロールができます。

AGARI

飲食に特化したインターフェースで、店頭でオーダーから決済まで完了できるシステムです。

湯本氏 高機能であり、高価なシステムを使ったとしても、ユーザーが使いこなせなければ広告としての機能は果たせても、直接販売には繋がらず、採算が取れないといったケースも多々あると思います。システム開発者の思いとユーザーとの差があるようでは一時的に終わってしまうと考えております。
また、「いつでもどこでも」を常に開発の軸にし、一般回線とブラウザーで可能なシステムで、常に高齢者またはインターネットに慣れていない方、訪日外国人でも直感的に買えるようにすることも重要だと考えております。

― MISE-demoの種類はどのようなものがあるでしょうか。

湯本氏 アイランドタイプA、B、壁面タイプ、スタンドタイプといった種類があります。
什器本体は自社工場で製造しています。強化ガラスのタッチパネルモニター、自社オリジナルのハイスペックPC、MISE-demoシステム、基本価格を250万円に設定し、カスタマイズも対応しております。

http://tug-d.com/misedemo/

― どのような導入方法がありますか?

湯本氏 システム及び什器を購入買取するか、リース契約、短期レンタルといった従来の導入方法と、もう一つ新しい手法を提案しています。それが「出品」です。

鉄道施設や高速道路のSA、商業施設などにワンコインで「出品」

― 出品とは、レンタルショーケースのようなものですか?

湯本氏 レンタルショーケースは固定のケースの中にいろいろな商品を詰め込みますが、MISE-demoの出品形式はそれとは違います。
人が多く集まる施設にMISE-demo什器を設置し、その画面の1マスに1商品を出品できる、というやり方を提案しています。
システム料や什器代などは運営側、出品者は1イベント、1マス500円~(※)の掲載料のみで出品できるプランです。

また、A拠点でのイベントが終了後、B拠点でのイベントに引っ越しをすることもできます。その際のデータ移行料は不要で、様々な商業施設に1マス500円で出品することができます。

※最小契約内容:40コマ、3ヶ月から。その他初期登録費用、物件紹介手数料、管理費用が必要です。

新しい販売方法を認知してもらうために

― MISE-demoの今後についてどんな展望をお持ちでしょうか。

湯本氏 MISE-demoがあちこちの鉄道の駅や高速道路のサービスエリア、商業施設などに展開することで、リアルでは点が線に、線が面になって最終的にはバーチャル上では巨大なショッピングモールのような売場が形成できればと考えています。

また、地方の小さな店舗、商品が良くてもブランディングできていない店舗でも出品形式であれば手軽に掲載ができるため、ブランディングのサポートにもなるでしょう。
ワンコインで広告宣伝ができると考え、購入にもつなげることができるというメリットを訴求しています。最初は企業を知ってもらうための広告としてスタートし、購買につなげ、さらに誘致へと広がっていくという可能性も持っています。

アプリで囲い込むのではなく、ユーザー層を広げる

― MISE-demoからスマホにレコメンドされたおススメ商品情報が送信されるなどの活用方法は考えていらっしゃいますか?

湯本氏 スマホにMISE-demoから通知が来るなどの双方向なサービスについては、それが押しつけでなく先回りのサービスであればいいと思っています。アプリをユーザー側に強制し、ダウンロード、購入させるということは論点が違ってくるのです。
サービスを提供する者として、ユーザーからの視点を考え、ユーザーの利益を第一にしなくてはならない。アプリで顧客を囲い込むのではなく、ユーザー層を広げていくために
アプリ化せず、ブラウザでVRコマースのようなサービスを提供できることでユーザーファーストの考え方をクライアント様にも認知していただいてきていると思っています。

MISE-demoで新しい売場作りを

小売業界の常識にとらわれない新しい試みを続けるタッグでは、オンラインとオフラインの融合をMISE-demoで実現しようとしています。

狭小スペースでの売場作りは、今後の小売業界のキーワードとなってくるのではないでしょうか。

MISE-demoにご興味のある方、ぜひお問い合わせください。

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