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DSPの意味やサービス内容を解説

  1. デジタルマーケティング

インターネットやスマートフォンが普及したことにより、EC市場に参入する企業が増加しました。これによって私たちの情報収集や買い物は、インターネット上でより簡単に頻繁に行うことができるようになりました。

それと同時に企業のマーケティング戦略は、顧客に寄り添う「One to Oneマーケティング」という方法に切り替わってきました。

これにより広告主のニーズは「目的の顧客に対して最適な広告を、できるだけ低コストで配信する」というものへと変わっていったのです。

しかしながら、広告主のニーズを叶えるには多くの時間とお金を必要とするので、広告運営者の負担が大きくなってしまうという問題点が浮上しました。

そこで開発されたのが組織的に広告配信をすることができる「DSP」です。

DSPの意味やサービス内容を解説

DSPとはDemand-Side Platformの略称で、Demand Sideには需要側という意味合いがあります。

DSPというのは、広告の配信を希望している「広告主」が、広告出稿の費用対効果を高めることができるサービスです。

国内外全てのDSPにはRTBが実装されている

広告主は「広告費を安く抑えながら広告効果は最大限得たい」と考え、媒体は「広告枠をできるだけ高く売りたい」と考えています。

この広告主と媒体の利害を一致させるために「RTB(Real-Time Bidding)」という取引形態が存在しています。Real-Time Biddingは日本語にすると「リアルタイム入札」という意味があります。

RTBは2010年ころにアメリカで導入され、日本では2011年にDSP事業者のFreakOutという企業が初めて導入しました。

現在では現実的な取引を行うために、国内外全てのDSPシステムにRTBが実装されています。

DSPと対の関係にあるSSPとは?

DSPを調べてみると、必ず「SSP」という言葉が出てくることに気がつきます。SSPというのは「Supply Side Platform」の略で、DSPが広告主側のサービスであるのに対して、SSPは広告枠を提供しているメディアへのサービスです。

SSPを使うことで、広告主にできるだけ高くで広告枠を買ってもらうことができるのです。

SSPのリクエストを受けた際のDSP処理について

SSPからリクエストを受けた各DSPは、それぞれが持っている広告案件の中から、SSPの求める条件に合った最も金額が高い広告を選び出します。

各DSPがそれぞれ最も金額が高い広告を選んだら、さらにその中から最も金額の高い広告が選出されます。

しかしここで選ばれた広告が掲載されるのかというと、必ずしもそうではありません。

SSPではフロアープライス(最低入札単価)を設定しています。なのでDSPが選出した広告の金額がこのフロアープライスを上回っていれば、そのDSPの広告が掲載されることになります。

オーディエンスデータを統合し管理するDMPとは?

DSP・SSPに続き、DMPという言葉もあります。DMPというのは「Data Management Platform」の略で、インターネット上にある様々なデータを全て統合し管理するサービスです。

DMPを使うことで自社で入手した問合せデータや、外部から入手したWebサイト内での行動履歴といった情報の収集が可能に。

これにより狙ったユーザーにだけ広告配信をすることができたり、リピート購入を促すためのメールマガジンを配信するなど、それぞれのユーザーに合った戦略を実施することが可能となっています。

DSP・SSP・DMPを使うことでどのように広告が表示されるか

では実際にDSP・SSP・DMPを活用することで、どのようにユーザーに適した広告が表示されるのか説明していきます。

  1. ユーザーが広告枠のあるWebサイトを閲覧する
  2. 閲覧されたWebサイトが、性別・年代・興味・行動履歴などのユーザー情報を元にしてSSPに広告リクエストをする
  3. SSPがDSPに対してどこのDSPが広告を配信するかを決定する入札リクエストを送る
  4. 各DSP内の入札結果の情報がSSPに送られる
  5. SSPにより、落札したDSPの情報がWebサイトに送られる
  6. 落札したDSPに対してWebサイトから広告配信のリクエストを送信
  7. DSPからWebサイトへリクエストされた広告が配信される

この流れが循環し、ユーザーが興味のある広告を表示しているのです。

DSPの効果やメリットについて

では、DSPを利用することで得られる効果やメリットについて詳しく解説していきます。

自社のサービスに関心の高いユーザーに狙って広告を配信できる

DSPを利用すると、ユーザーの性別・年齢・嗜好性・Web上での行動履歴などのCookie情報をもとにしてセグメントをかけることができます。

これにより、自社の製品やサービスに興味を持っているユーザーを狙って広告を配信することができるのです。

類似ユーザをターゲットにして広告配信できる

DSP広告には、過去にある商品を購入したり資料請求をしたユーザーがいたとして、そのユーザーと似た行動をとる類似ユーザーをターゲットにして、広告を配信することができる機能を持つものがあります。

類似ユーザーをターゲットにした広告配信ができると、広告効果が上がるだけではなく、広告の費用対策効果を向上させることも可能です。

広告運用者の負担を減らすことができる

これまでGDN(Googleディスプレイネットワーク)やYDN(Yahoo!ディスプレイネットワーク)では、手作業で入札単価の調整や広告配信の調整を行っていました。

これは広告運用者からすると時間も負担もかかる作業です。ここにDSPを介入させることで、これまで手作業で行っていた入札単価や広告配信の調節を半自動で行えるようになります。

DSPを利用することで、人の手で行うべき作業に注力することができ、広告の効果をより効率的に高めることができるようになるのです。

DSP広告の種類は2つある

今やDSPは日本国内はもちろんのこと、海外でも多数登場しています。さまざまなDSPがあり、特徴や機能もそれぞれ違っているのですが、今回は代表的な2種類のDSPを紹介していきます。

アルゴリズム型

1つ目は「アルゴリズム型」のDSPです。アルゴリズム型DSPは、各DSP独自のアルゴリズムに基づき、広告の効果や1件当たりにかかった広告費用(CPA)を自動で最適化することができます。
基本的な運用は全てアルゴリズムが行うことから、コストも時間もかけず広告運営を行うことができるというメリットがあります。

運用型

2つ目が「運用型」のDSPです。運用型DSPでは、広告のパフォーマンスデータを確認しながら、手動で広告運用を行っていきます。

人がある程度手作業で行うので、状況に応じて柔軟にアプローチをかけることができるメリットがあります。

もちろん、全てのDSPがアルゴリズム型と運用型の2つにはっきりと分けられるのではなく、中にはアルゴリズム型と運用型の特徴が合わさったDSPもあります。

アドネットワークとは?

DSPを調べていると「アドネットワーク」という言葉も目にします。アドネットワークというのは、広告媒体であるWebサイト・ブログ・ソーシャルメディアを集めることで「広告配信ネットワーク」を作り、それらの広告枠で広告を配信する方法や仕組みをもったネットワークのことを言います。

これまでは広告主自身がWebサイトごとに異なる広告を出稿する必要があり、手間や時間がかかっていましたが、アドネットワークが登場したことによりその作業が非常に簡単になりました。

アドネットワークの特徴やメリット

アドネットワークの特徴やメリットを簡単に説明すると

  • 特定のカテゴリーに属しているWebサイトへの広告配信ができるようになったアドネットワーク事業者から、広告表示回数(IMP)・表示された広告がクリックされた回数(CTR)・広告がクリックされた回数(CT)・目標を達成した数(CV)・クリックされた中で成果に繋がった割合(CVR)などの広告効果のデーターを入手できる
  • 事業者により1度サイトを訪問したユーザに対して広告を出す「リターゲティング広告」や時間帯・曜日指定・地域指定などセグメントを絞った配信ができる

というようなことがあります。

アドネットワークとDSPの違いと使い分け方

アドネットワークとDSPの違いがいまいち分からない人もいるでしょう。アドネットワークは複数のWebサイトを集め広告を配信する「プラットフォーム」であり、DSPは複数のアドネットワークをまとめて運用し分析まで行える「ツール」であるという違いがあります。

一度にたくさんのアドネットワークへ広告を配信するのであれば、DSPを使うことで時間や手間を省くことができます。

しかし少数のアドネットワークにだけ広告を配信するのであれば、DSPは使わず直接広告運用をしたほうが効率的だといえます。

おすすめのDSPサービス運用会社を紹介!

これからDSPを利用したいと考えている人のために、おすすめのDSPサービス運用会社を紹介していきます。

1.ADMATRIX DSP (株式会社クライド)

ADMATRIX DSPは幅広い業種のマーケティング活用されているDSPです。ADMATRIX DSPは、日本国内で初めて業種や企業などをセグメントして広告配信する「オフィスターゲティング」を実現しました。

国内最大規模のIPアドレスのデーターベースと連携しそれをもとに、多様なカテゴリからターゲットを設定することが可能に。ターゲットにとって最適な広告を配信することができるので、効率よく成果を獲得することができます。

ADMATRIX DSP
https://www.admatrix.jp/dsp/

2.Sphere(マーベリック株式会社)

Sphereは新規顧客獲得型のDSPで、国内唯一の機能を搭載しています。人材サービス・ヘルスケア・自動車メディアなどの精度の高いデータベースを活用し、例えば「年収1,000万円以上・経営者・医者等」というような特定のユーザーのみをターゲットにして、正確な広告配信をすることができます。

Sphere
https://www.mvrck.co.jp/service/sphere/

3.MicroAd BLADE(株式会社マイクロアド)

MicroAd BLADEは、2015年9月17日時点で導入実績10,000社にものぼり、国内でも最大規模の売り上げシェアのあるDSPです。
MicroAd BLADEには、配信可能な広告枠が広い・ターゲティングロジック精度が高い・自動調整による最適化ができる・あらゆるデバイスへ対応しているというようなメリットがああります。

MicroAd BLADE
https://www.microad.co.jp/services/adplatform/microad-blade/

4.ディスプレイ&ビデオ 360(Google)

Google アド マネージャーのデマンドサイド プラットフォームである ディスプレイ&ビデオ 360 は、広告エクスチェンジ、第三者データ提供元、その他の Google マーケティング プラットフォームスイートのサービスと連携して動作し、これ 1 つでメディア購入の管理と広告枠の購入をリアルタイムに行うことができます。

ディスプレイ&ビデオ 360
https://marketingplatform.google.com/about/resources/display-and-video-360-product-overview/

5.RMP – Trading Desk(楽天株式会社)

RMP – Trading Deskでは、国内EC最大級規模の楽天会員データや、閲覧履歴だけでなく楽天グループが保有するさまざまなデータを活用してターゲティング配信が可能です。
デモグラデータは事実にもとづく登録情報のため、精度が非常に高く、閲覧・購買データも圧倒的な量と実際の行動に基づいた類推のないデータとなります。

RMP – Trading Desk
https://adsales.rakuten.co.jp/products/trading_desk/

6.HugMug+(株式会社シー・レップ)

HugMug+は、子育てを頑張るお母さんたちをターゲットとした広告を配信することができる、完全オリジナルの認知型DSPです。イギリスの大手DSP企業であるCrimtan(クリムタン)と連携しています。

Webマガジン「mercidays by HugMug(メルシーデイズ バイ ハグマグ)」を利用しているママユーザーと、その類似ユーザーに向けて、郵便番号レベルのエリア指定・属性・デバイス環境・天気などの情報を元にして最適な広告を配信します。

HugMug+
https://hugmug.jp/assets/pdf/hugmugplus.pdf

7.KANADE DSP(京セラコミュニケーションシステム株式会社)

KANADE DSPは京セラコミュニケーションシステム株式会社が自社で開発した国産のDSPです。

ユーザーの興味関心に合った広告を配信したり、潜在ユーザーを抽出し自社サイトへの訪問を促すことができ、広告主の様々なマーケティング戦略に対応することが可能となっています。

KANADE DSP
https://www.kccs.co.jp/kanade/dsp/

8.SAISON DSP( 株式会社オムニバス)

クレジットカード国内最大規模の会員数を誇っている「クレディセゾン」のデータを活用して広告を配信する、国内唯一の運用型DSPです。国内外の様々なSSPと接続しているので、上質で多様な在庫を買い付けることができます。またバナーやインフィードの静止画に加えて、動画広告にも対応しています。

SAISON DSP
https://e-omnibus.co.jp/service/saisondsp/

まとめ

DSPは様々な情報データを元に、狙ったユーザーに適した広告を配信してくれるとっても便利なツールです。より多くのユーザーにサイトを訪問してもらい、商品の購入などの成果を効率的に上げることができるので、ぜひ導入することをおすすめします!

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