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PDFファイル編集で生産性アップを図れるツール10選

プレゼン資料やクライアントとの商談・打合せ資料を作成する際、PDF形式でファイナライズする方は多いのではないでしょうか。PDFであれば、文字化けやレイアウト崩れを起こさず、ブラウザで見た資料とプリントアウトした資料の見た目を同じにできるため、PCでプレゼンした資料をクライアントにハンドアウトを渡す際も、メールに添付して送付する際も重宝しますよね。

一方で、資料をプリントアウトしてしまったあとで「入れるべきデータを入れてなかった!」とか「もっとココを強調すればよかった!」という箇所を発見して、結局パワポで作成し直し、最初に印刷した資料は大量の「裏紙」行きにしてしまった、という経験がある方もいると思います。

実は、PDFファイルを簡単に編集するツールがあるのをご存知ですか?PDFファイルの種類にもよりますが、それらのツールをひとつ用意するだけで、資料作成の安心感が増しますよ。

PDF編集ツールでできること

PDF編集ツールの種類によって違いはありますが、基本的には

  • テキストの追加や挿入
  • 画像や図形の追加や挿入
  • ページの追加や挿入、入替え
  • ハイライトやアンダーラインなどの文字修飾
  • トリミング

といったことが可能です。

ここからは、そんなPDF編集ツールを10点をピックアップして挙げていきます。あなたにとって使い勝手が良さそうなものをチェックして、ぜひ活用してみてくださいね。

あなたにピッタリなのはどれ?PDF編集ツール10選

Acrobat DC

https://acrobat.adobe.com/jp/ja/acrobat.html

PDFを提供しているAdobeからリリースされている、いわば“純正”の編集ツールです。任意の場所をクリックするだけで、テキストや画像を自由に追加できます。テキストを追加すると、元データの行や段落の配置が自動的に調整されたり、編集後の文字校正が自動的に行われたり、特定のワードを一括置換できたりと非常に便利な機能が充実しています。

モバイル版のアプリを利用すれば外出先からの編集も可能なのは嬉しいところです。14日間の無料トライアル期間があり、その後はサブスクリプションでスタンダード版月額1,380円から利用可能です(ただし年間契約が必要)。

PDFelement 6 Pro

https://pdf.wondershare.jp/

Office Wordのような操作感が好評のツールです。テキストを挿入するときは、挿入したい場所でクリックするだけでOK。テキストサイズや色の調整はもちろん、PDF上でレイアウトを調整することもできます。パスワード設定などセキュリティ機能も充分なため、機密性の高い資料の作成にも適しています。

Windows版、iOS版ともに対応しており、無料体験版もリリースされているため、気軽にトライできます。
料金プランは1年更新プランと永久ライセンスの2種類があるのですが、差額は3,000円弱なため、1年以上使用するのであれば永久ライセンス版のほうがお得でしょう。

PDF-XChange Viewer

https://www.tracker-software.com/

Tracker Softwearが開発した、タブで切り替えて複数のファイルを効率よく閲覧できるPDFビューアです。テキストを挿入する以外にも、ハイライトやアンダーラインなどの文字修飾、吹出しの挿入、それからスクリーンショットの撮影が可能です。海外版のソフトではありますが、日本語にも対応しているので問題ありません。無料で使用可能です。

Foxit PhantomPDF

https://www.foxit.co.jp/products/foxit-phantompdf/

株式会社FoxitJapanが開発したフリーソフト。別形式のファイルやスキャンしたドキュメントをPDFに変換することはもちろん、PDF上での新しいページの作成と編集したPDFを介した共同作業や共有も可能です。さらにドキュメントに「confidential」といった赤字スタンプや手書き署名を追加することなどができるため、編集だけでなくPDFに関する作業をワンストップで完結させたいという方にオススメです。価格は、スタンダード版で12,900円、ビジネス版で15,900円となっています。

Skim

https://skim-app.sourceforge.io/

こちらはMacに特化したPDFリーダーソフトで、もともとはPDFで論文を読み、注釈をつけるために設計されていますが、使っているPCがMacで、PDFに簡単な編集を加えるだけのシンプルなソフトを探している方にはオススメです。シンプルと言いつつ、注釈のトリミングやアンダーラインの追加、注釈だけを一覧表示するなど、機能は充実しています。無料で使用可能です。

CubePDF Utility

https://www.cube-soft.jp/cubepdfutility/index.php

こちらは登録不要・完全無料で使用できるWindows版のPDF編集ソフトです。ページの分割や結合、入替え、タイトルの編集やパスワード設定などを直感的な操作で簡単に行うことができます。ただし、テキストの挿入はできないため、資料のファイナライズにあたって最小限の作業だけが必要、という方向けです。
ドキュメントの分割・結合だけが必要、という方には、その機能だけに特化した「CubePDF page」もオススメです。

PDFCool Free Studio

http://pdfcool.com/download.htm

Iconcoolが開発したPDF編集ソフトで、各種ドキュメントのPDF化からテキストの追加挿入、PDFファイル内のテキスト変換、暗号化・編集権限設定など、PDF編集に必要な機能が一通り揃っています。価格は9.95ドル、30日間の無料トライアル期間がありますが、日本語対応はしていません。

PDF to Word

https://www.pdftoword.com/

nitroが提供するデータ作成、編集サービスで、資料のPDF化ではなくその逆、PDF資料をワード化するためのツールとなっています。名前とメールアドレスを登録するだけで利用可能で、ワード化したいPDFをアップロードすれば、登録したアドレスにワードデータが届きます。海外版ではありますが、誰でも簡単に使えます。(ただし、1ファイルあたり10MB以下のデータ制限あり)。14日間の無料トライアル期間が設けられており、その後は約20,000円で利用できます(レートによって変動)。

PDF to Excel

https://www.pdftoexcelonline.com/

上の「PDF to Word」と同じくnitroから提供されているサービスで、こちらはPDFをエクセルファイルに変換するツールです。使い方は「PDF to Word」と同じですが、こちらはPDFの元データがエクセルで作成されている場合に限り、高精度なファイル変換が可能となっています。価格設定も「PDF to Word」と同様です。

かんたんPDF EDIT

株式会社マグノリアが開発した無料で使用できるソフトです。ペイントツールを使う感覚で既存のPDFファイルに直接図形やテキストを追加できます。画像の貼り付けや、テキストの向きを回転させることも可能。

追加したテキストのフォントやサイズを調整する機能も充実していることに加え、自由線や矢印を追加しやすいため、外部からのPDFファイルを社内の閲覧向けに加工するなど、日常的にPDFファイルを編集する必要がある方には便利なソフトとなっています。

PDFファイルを編集する際の注意点

PDFは、たとえ上で挙げたようなツールを利用したとしても、ファイルによって編集できないものがあったり、仮に編集できたとしても注意しておくべきことがあります。以下のポイントも併せてチェックしてみてください。

「編集制限」がかかったファイルは編集できない

セキュリティ上、編集制限が設定されているファイルはパスワードを入力しなければ編集することは不可能です。見積りなど金額に関わるもの、新製品の資料など機密性の高いドキュメントや資料には編集制限がかかっているものがほとんどであると考えたほうがよいでしょう。
一度プリントアウトしたものを再度スキャンしてPDF化するという裏技もありますが、それほど重要なファイルであることを認識し、クライアントや現場が混乱しないよう留意すべきです。

文字化けやレイアウト崩れ

もともと、複数のブラウザ上で文字化けやレイアウト崩れを起こさないのがPDFの長所ではありますが、PDFそのものを編集する際、そこに使われていたフォントがPCにインストールされていなければ文字化けを起こします。また、図形などレイアウトに影響するデータを挿入すれば当然全体の見た目は崩れるため、注意が必要です。

「墨消し」はあくまでも見えなくするだけ

PDF編集ツールの中には「墨消し」機能(読まれたくないテキストを黒く塗りつぶす機能)があるものも多く、個人情報や機密情報を保護するために使用するケースもあるでしょう。ただし、こちらはあくまで見た目上見えなくするだけであり、隠したデータそのものが削除されるわけではありません。したがって、墨消し処理をしたPDFファイルであっても、データで送付すると機密情報が漏洩する可能性があるのです。

墨消しが必要な資料に関してはプリントアウトして使用するか、もしくは一度プリントアウトしたものを再度PDFで読み込んでからデータ送付するよう心がけましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。
PDFは違ったPC環境でも同一の見た目を保て、データも比較的軽いため非常に汎用性が高いですよね。ここでご紹介したものを参考に、ご自身の使いやすいツールを見つけて作業の効率化を図ってみてくださいね。

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