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【体験レポート】「世界最強の坪効率」で出店できる!「MISE-demo」のポテンシャル

近年、「OMO」(Online Merges Offline、オンラインとオフラインの融合)の重要性に注目が高まってきていますが、昨年末、株式会社タッグが試験運用を開始した「MISE-demo」は、OMOを推進するためのツールとして高いポテンシャルを秘めています。

今回、そんな「MISE-demo」を体験してきました。実際に触った上で、その場で思いついた利用方法も徒然なるままに書き記しましたので、よかったらご一読ください。

「世界最強の坪効率」で出店可能の「MISE-demo」、そのメリット

画像出典:http://tug-d.com/misedemo

「MISE-demo」とは、タッチサイネージを利用し、リアルな空間とECを融合させ「世界最強の坪効率での出店」を実現できるデジタル什器とそのシステムのこと。消費者はこのタッチサイネージで商品を選んで、スマホから購入できます。

事業者から見たメリットを簡単にまとめると、以下のようなことになります。

  • 狭い場所でも出店可能
  • たくさんの商品を「陳列」することが可能
  • 在庫をその場にストックする必要がない
  • 在庫切れによる販売機会のロスもない
  • 既存の販売と物流の仕組みはそのままに、新たな販売チャネルを持てる

例えば東京のように土地代が高い場所や、通常の店舗では条件的に出店が難しい場所での出店を可能にしたり、内装工事などの出店コストを少しでも抑えたいといった小売業者の要望に応えられたり、使い道に困っているような遊休スペースでさえも「稼げるスポット」に変えることができるのが「MISE-demo」なのです。

ECで物を買うこと自体にはもう慣れていますし、最近では街なかで大きなサイネージを目にすることも珍しくはないのですが、そのサイネージを直接触って購買できるというのは、今までありそうでなかった画期的なシステムなのではないでしょうか。

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あの大人気パンケーキ屋の前でMISE-demoと初対面

今回試験運用が開始されたMISE-demoは、お台場のデックス東京ビーチシーサイドモール3階に設置されています。

行列ができることで有名なパンケーキ店「bills」の、エントランスのちょうど向かい側に3台のサイネージが設置されていました。
(※施設の催事等で設置場所は変更されます)

休日のbillsはかなり並ぶので、誰かと一緒に行く機会があれば、友人に並んでおいてもらいつつ、MISE-demoを少し触ってみてはいかがでしょうか。

触ってみた感想

今回の試験運用で出店しているのは全部で3店です。

1店目は、カラフルなデザイン缶が人気の保湿クリーム「STEAMCREAM」。

画面には収まりきらないほどの種類が並ぶデザイン缶も、画面をスワイプしてどんどん見られるのはなかなか楽しい体験です。

2店目は、アンダーウェアや靴下などを展開するブランド「HIPSHOP」。

MISE-demoでは派手な柄のアンダーウェアのみを販売していました。浮世絵柄のアンダーウェアなんかは、場所柄もあり、外国人観光客がちょっとしたお土産に買いそうな気がします。

3店目は、北欧ブランドの時計を扱う「NORDIC FEELING」。
こちらも「STEAMCREAM」同様、ここで買いたくなる理由はないかもしれません。

気になった商品をタッチすると、QRコードが表示されます。

あとは自分のスマホでQRコードを読み取り、商品販売サイトに飛べます。

操作感に関しては直感的でスムーズ。そこはみんなスマホで慣れているので、全く問題ないですね。そしてもちろん決済はキャッシュレス、QRコード決済で、現金の持合せがなくてもスマホさえあれば気軽に買い物ができます。

今回、出店しているブランドの扱う商品がすべてコンパクトなものだったので、この場所で、このデバイスから購入する確固たる理由が弱いかな、というのが正直な感想です。例えば、ここでしか買えない「お台場MISE-demo限定アイテム」とかがあるといいのかもしれませんね。そこはあくまで試験運用ですので、今後の展開にも期待です。

出品アイテムのセレクト、空間演出…「その場で買う理由」が必要

サイネージを操作する感覚としては、あくまで「画面が巨大なスマホ」といった感じですので、購買そのものだけで目新しさを感じさせるのは難しいと思いますが、上でも述べたように、「買う理由」を上手く作れればとても面白いのではないかと感じました。

商品のセレクトで言えば、「その場所だからこそ買いたい商品(たとえば旅行先のお土産とか)」であったり、「欲しいと思ってもその場で持って帰るのが面倒なもの(ある程度大きい、重いもの、お酒とか)」などは相性がいいのではないかと思いました。

それから、せっかくのインタラクティブな什器なので、魅力的な空間演出を併せて、購買体験自体を斬新なものにすることもアイデア次第で可能なのではないでしょうか。

いくつか活用アイデアを考えてみました。

勝手にアイデア【1】コーディネート提案

アパレルショップの大きな鏡の前でいくつもの服を手で持って体に当てて悩む、という経験は誰もが持っていると思いますが、MISE-demoなら什器の上に鏡をつけて、トップスとボトムスをスワイプさせることで、擬似的にコーディネートを瞬間的に変えられるようにすることも可能なのではないでしょうか。

勝手にアイデア【2】空間演出

キャンプギアなどを扱うアウトドアショップは、郊外などかなり広い場所でないとアウトドアの雰囲気を味合わせる空間演出と膨大な量のアイテムの陳列を両立することは難しいでしょう。しかし、MISE-demoを使えば、都心部の狭いスペースでも、アイテムを使いたくなるようリアルに作り込んだアウトドアの雰囲気を演出しつつ、アイテムのバリエーションも同時に提示できるでしょう。

勝手にアイデア【3】お得なポイント配布

店頭のような顧客が頻繁に訪れる場所に設置するのであれば、「操作するだけでポイントを獲得できる」など、これに触る理由をこちらから提供するのも有効なのではないでしょうか。

勝手にアイデア【4】エンタメツールとして活用

MISE-demoのシステムを商品の販売以外に活用する、ということも可能かも知れません。例えば、ショッピングモールの中で大人も子供も楽しめる「バーチャルガチャポン」的なエンタメツールとして触ってもらい、そこで獲得したクーポンをスマホで読みとって同じ施設内の飲食店に送り込むといった感じで。

…などなど、考え出すとワクワクしてきます。

MISE-demo什器のポテンシャルを最大限活かすためには

MISE-demo什器のポテンシャルを最大限活かすためには、顧客にとってMISE-demoを利用して買う必要性がどこにあるのか(商品そのものにあるのか、その場所にあるのか)を見極めることと、魅力的な空間演出をどうやって作るのかが鍵となりそうです。

事業者としてMISE-demoを利用する方法は3つあります。

  • 恒常的に使用するのであれば、システムと什器を購入する方法
  • イベントなど期間限定の空間であれば、什器をレンタルする方法
  • 順次拡大していく常設型の什器に「テナント」として出店する方法

MISE-demoは今後、商業施設やイベント会場などの他にも、鉄道施設、高速道路施設などに什器を設置展開していく予定とのことです。

まとめ

MISE-demoはもちろん無人店としての利用価値も高いと思いますが、たとえ狭い空間でも消費者の「顔」が見え、生のコミュニケーションができるため、顧客満足度を高め、ビジネス自体をアップデートするための貴重なフィードバックをもらえる場を作る、といった活用の仕方も考えられるのではないでしょうか。

2019/1/30(水)から2/1(金)まで幕張メッセで開催される「店舗販促EXPO」でも体験可能なので、お時間がある方は、直接そのポテンシャルを確かめてみるのもおすすめです。

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